Agri-tech　Pitch

～生産現場への先進技術導入の促進に向けて～

現在、日本の農業では高齢化や後継者不足といった、人的リソースの不足が課題の大きな一つを占めています。
そういった課題を解決しようとIoTなどを駆使したAgri-tech分野のベンチャー企業が数多く立ち上がっていますが、イニシャルコストの高さや認知度の低さなど幾つかのハードルがあり、各農家への普及は進んでいません。

そこで、今回、Agri-tech分野のベンチャー企業5社と、課題解決へ意欲のある大企業・投資家・メディアとのマッチングを目的としたピッチイベントを開催します！

各ベンチャーの抱える販路拡大や認知度の向上といった諸課題の解決にご協力いただける大企業の皆さんや、最新のAgri-techベンチャーの情報をキャッチアップしたい皆さん奮ってご参加ください！


■日時　　　：8月29日（水）　19時00分～21時00分　（開場：18:45）
■場所　　　：青山スタートアップアクセラレーションセンター（ASAC）
　　　　　　　（東京都渋谷区神宮前5丁目53−67 コスモス青山コスモスサウス3F）
　　　　　　　　http://acceleration.tokyo.jp/detail.php?keyno=28
■主催　　　：ASAC運営受託者（デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社）
■来場定員　：30名（お申込み者多数の場合は抽選とさせていただきます）
■ご応募締切：8月27日（月）23時59分（ご参加の可否につきましては8月28日（火）正午ごろまでに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ご連絡させていただきます。）
■料金　　　：無料
■参加対象者：イニシャルコストの軽減･･･金融機関、VC、リース
　　　　　　　認知度の向上･･･メディア
　　　　　　　その他･･･物流、不動産、農業系企業（農機メーカー、種苗）etc

■プログラム
18:45            開場
19:00-19:10  イベント概要説明
19:10-20:25  ベンチャー企業によるピッチ（ピッチ4分、質疑10分×5社）　
20:25-21:00  名刺交換会
 
■登壇ベンチャー紹介（50音順）
①inaho株式会社（http://inaho.co/）
　アスパラガスやナスといった選択収穫が必要な野菜のAI自動収穫ロボットの開発及びサービスの提供を行う。ロボットをRaaS（Robot as a Service）という形で提供することにより、生産現場へのロボットの導入を容易にし、各農家の経営面積の拡大に貢献することを目指している。

②ネイチャーダイン株式会社（https://www.naturedyne.com/）
　太陽の日射熱による空気の膨張と収縮の圧力を利用したフリーエネルギー駆動の農作物栽培システムの提供を行う。自然のリズムで水が自動循環する極めてシンプルな潅水システムにより、農地も設備も技術も不要、手間もかからず必要最低限の水で、誰でも、どこでも、簡単に優良な自然野菜の栽培生産が出来るようになる。

③ベジタリア株式会社（http://www.vegetalia.co.jp/）
　農業分野におけるセンサリングシステムである「フィールドサーバー」や「パディウォッチ」の開発を行い、全国6,000箇所以上に導入されている。また「アグリノート」という営農ソフトウェアの提供も行っており、現在全国10万以上のほ場が登録されている。

④株式会社マイクロバブル・ジャパン（https://www.microbubble-japan.jp/）
　「泡で世界を変える」というキャッチコピーの下、マイクロバブル発生装置「marbb（マーブ）」の提供を行っている。その洗浄力の高さから様々な分野での活用が可能であり、現在は多くの美容院へ導入が進んでいるが、今後は農業の生産現場における導入促進に向けて活動している。

⑤株式会社ルートレック・ネットワークス（http://www.routrek.co.jp/）
　【AI+IoTで叶える「農業に休日を！」】というキャッチコピーを掲げ、 水やりと施肥の自動化システム「ゼロアグリ」を開発・販売している。 中小規模農家でも活用できるスマート農業システムとして、 2018年には第4回日本ベンチャー大賞において農林水産大臣賞を受賞し、経済産業省 の支援プログラムJ-Startupにも選出されている。

■担当者プロフィール
金子　直樹
デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社
プラットフォーム事業部／地域イノベーションチーム
地方自治体の農業関係の部署において、大規模工場等の建設に係る許認可業務に従事。他にも中山間地域への移住促進を目的とした市の計画策定に協力。

2018年にデロイトトーマツベンチャーサポートに参画。地域イノベーションチームにおいて、自治体と提携ニーズのあるベンチャー企業のためにこれまでのネットワークを活かして、自治体との橋渡しを行う。自治体のベンチャー企業への理解を深めることで、地方でもベンチャー企業が活躍できる風土の醸成を図る。専門領域は農業分野。

青山スタートアップアクセラレーションセンター(ASAC)は、東京都の政策課題に関連する分野、ベンチャーキャピタリストが投資しにくい分野等で起業に取り組む創業予定者又は創業間もないスタートアップが、リーディングカンパニーへと成長する機会と場の提供を目的として開設した青山創業促進センターです。
本施設では、創業予定者又は創業間もないスタートアップに対して、5ヶ月間のアクセラレーションプログラム等、これまでにない支援メニューを提供します。また、同施設内に入居する先輩起業家等との交流や、メンターからのアドバイスを通じて、事業プランのブラッシュアップを行うことで、最終的にベンチャーキャピタルからの投資や大企業との事業提携に繋げることを目指します。