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2016年06月30日

STARTUP HARDTHINGS 〜会社を急成長させた経営者たちが乗り越えた困難〜

イベントレポート

これまでASACで行われてきたイベントとは一味違うイベント「STARTUP HARDTHINGS」を先日行いました。

何が一味違うかというと…

そう、椅子がない。

当初予想していた人数のおよそ1.5倍の申し込みがあったため、急遽このような形をとらせていただきました。
モデレーターの佐藤も言ってましたが、

お尻が「HARDTHINGS」なイベント

になってしまいました。大変申し訳ございませんでした。

▼お尻を傷めつけながらも真剣に聞いてくださった皆様▼



環境は改善が必要でしたが、内容は大変示唆に富んだイベントでした。

株式会社div 真子さん、Beatrobo,Inc 浅枝さん、株式会社エアークローゼット 天沼さん本当にありがとうございました。


それでは、イベントの中身を少しだけご紹介します!

・起業する前のHARDTHINGS




TECH::CAMPを運営されている株式会社divの真子さんは、学生時代に内定を蹴って起業したのだとか。
内定を蹴る時のメールを送る時が人生で一番緊張した瞬間だったそうです。

メールのBCCに関係のない友人を入れておいて謎の安心感を手に入れていたとのことでした。笑
(今は社員の方とも普通に連絡を取れる仲になったそうです。)

▼株式会社div 真子さん(左)とモデレーターの佐藤(右)▼



反対に、airClosetの天沼さんは、前職を円満に辞めて起業されたとのこと。
目標を達成し、自分の後継者の育成をし終わった後、退職の話を切り出したそうです。

▼左から、天沼さん、浅枝さん、真子さん▼

 

・サービスローンチ直後のHARDTHINGS

浅枝さんはBeatroboをローンチされた際、世界で自分しか作れないものと確信して、作られたそうです。
始める時の悩みは無かった、とのことでした。



真子さんは以前に作られた会社では、ローンチ後のアップデートで起こったバグが大変だったそうです。

「アプリのレビューが本当に怖くなって、インターン生に事実だけ抜き出して教えるように頼んだ。」というお話も。
まさに「STARTUP HARDTHINGS」です。




この流れの中で、「CEOには2種類いる」というお話が印象的でした。

『事業家』と『芸術家』に分類でき、

『事業家』はお金になるまでのストーリーから入るタイプ

『芸術家』は自分の見えている世界を実現するタイプ

どちらの考え方も持っておきたいが、ついどちらかに寄ってしまうものだそうです。



・共同創業者のHARDTHINGS


諸説ありましたが、

共同創業者は3人にするべき

ということに関しては満場一致でした。




「2人だと意見が分かれた時に誰も助けてくれない」
「上下関係ができてしまって話し合いができなくなってしまう」

など、リアルなご意見をいただきました。

共同創業者選びでは、「給料ゼロで何ヶ月できるか?」という部分が一番大事だというお話も。


他にも、

・採用の際には「どういう人になりたいか?」を聞き出すことで今後の仕事の割振がしやすくなる

・「その人の部下になっても構わない」と思える人を採用するべきだ

などなど、貴重なお話がたくさんありました。



質問や意見もたくさん出て、活発な意見交換が行われていました。



名刺交換会も長蛇の列ができていました。


このように、大変勉強になるイベントでした!

登壇者の皆さん、本当にありがとうございました!


 

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