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2015年12月22日

TechLT忘年会@ASAC

イベントレポート



LT① HerokuからHashiCorp~StartUpのインフラ変遷

SENSEI NOTEの立ち上がりからのインフラ事情についてお話ししました。
当初はHerokuで運用していたこともあり、その影響を多少受けた構成になっているのも事実ではありますが、特にここ最近ではInfrastructure as a Codeに向けての取り組みを進めています。メリットとしては
  • インフラの変更をGithubフローに載せれる
  • インフラの変更履歴の保存
  • インフラのDiffの明確化
  • インフラナレッジの共有
あたりが非常にいいです。確かにまだ使いにくいと感じる部分もありますが、導入のコストは格段に低くなってきている印象を受けます。インフラエンジニアとアプリケーションエンジニアとの境がなくなってくるかもしれません。そのためにしっかりとしたインフラサイドの基礎知識を、組織として持てるかが重要だと感じます。

▼投影資料①▼
https://speakerdeck.com/sue738/heroku-to-hashicorp


LT② 今年一年間の機械学習まわりの手法を振り返ってみる

Bizreachにてデータサイエンス領域を取り組んでいる工藤さん。
最近は特に機械学習がブームですね。DeepLearningの技術革新により認識精度が非常に向上したことが背景にあるようです。TensorFlowについて触ってみた方も多いのではないでしょうか?
特に工藤さんはword2vecを使った求人情報のテキスト解析について取り組み興味があるようで、今までに可視化が難しかった領域を容易に可視化できるようになってきているのが面白いですね。これからデータが増え、人の行動がどんどんインターネットに進出していくことでログがますます増えることは容易に想像できるので機械学習やデータサイエンス領域は2016年以降も注目の技術領域です。

▼投影資料②▼
http://www.slideshare.net/hiroakikudo77/1-56144834

 

LT③ ウェブフレームワークにおけるValidation

続いてUniconの嶋本さん
昨今では様々なデバイスがインターネットとつながり、いろいろなデータのやり取りを進めています。その中で問題になってくるのがValidation。データを守る役割だけでなくユーザビリティを確保する役割でも非常に重要です。
  • アプリケーションのValidation
  • データベースのValidation
  • ブラウザのフロントエンドとのValidation
  • モバイルアプリケーションのValidation
ユーザのニーズが高まるにつれて考えなければならないValidationも多様性を増してきています。適切なValidationを用意してしっかりとデータを守る必要性が増えてきていますね。

▼投影資料③▼
https://speakerdeck.com/ryonext/validationnituite
 

LT④ AndroidStudio2.0で爆速アプリ開発

Uniconの立花さん
AndroidStudio2.0でアプリ開発が爆速になるという話。2015年はAndroid開発者コミュニティも昨今では非常に活性化してきた印象を受けますね。Android自体が使いやすくなってユーザが増えてきていることが大きいとは思いますが、新しい言語も出ましたしこれから規模は大きく拡大していくことが予想されます。
AndroidStudioのInstantRunが非常に便利だという話ですが、開発環境の高速化は生産性において大変ありがたいことです。だいぶ開発が捗るいい機能ですね。

▼投影資料④▼
https://speakerdeck.com/plavelo/improving-the-development-speed-with-androdstudio-2
 

LT⑤ 島根で酒造×ITに挑戦 〜ちょっとだけRuby〜

続いてフランジア・ジャパンの本間さん
前回から引き続きの島根の酒蔵でRaspberryPiを活用されている話です。
酒蔵IoTはだいぶ進んできた模様でもうデータ取得を開始されたとのこと。リアルデータを蓄積していくとそれがビッグデータになります。ビッグデータが一度取れるとそれを使った検証や今後の展開が楽しみです。


 

LT⑥ ReactiveCocoaとMVVMモデル

サイバーエージェントのLe Van Nghiaさん
2014年に引き続き Swift開発も変化がありましたね。Swiftのバージョンが2.0になった時にはLOUPEでもアップデート対応の必要性を迫られました。
Le Van Nghiaさんにはリアクティブプログラミングの概念を非常にわかりやすい概念モデルにてLTしていただきました。基本の構成はシンプルに、それを組み合わせることでリアクティブなインタラクションを実現することが可能になっているのですね。



 さて、こういった形で様々な業態の方からLT形式にて2015年振り返ったわけですが、改めて思うと様々な分野で様々な技術革新が進んでいますね。多分野の方々にLTいただいたのですが、知っている領域だけでなくいろいろな知見を得ることができました。
2016年も引き続き勉強会を開催していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
  
以下は参加された皆さんと登壇者の皆さんでの懇親会の写真です!









▼LOUPE Engineer Blog▼
http://lo-upe.hatenablog.com/entry/20151222/1450756119

ASACでは今後もアクセラレーション1期生主催のイベントも随時開催していく予定です!(A)

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